よく「本革クロコダイル型押し」と見ます。型押しとは?また本革なのか、クロコダイルと型押しの違いをご紹介します。
型押しとは
型押しとは、鞣した後、吟面に模様を加熱圧力プレス機でプレスする事で模様を人工的に作った革の事です。表面のシボが特徴です。高級な革に似せた型が多く、最近の物はよくできていて、判断に迷うものもあります。
「クロコダイルの型押し」というのは
本物のクロコの革ではないということになります。
ですが、カーフレザー(子牛)にクロコダイルの模様を人口的に型押ししたものなので、「本革」であること間違いないです。
本革とは、その名の通り本物の革の事を指します。牛に限らず、豚や羊など動物の皮からできているものは本革と呼びます。
クロコダイルの素材においてもっとも価値が高いのは肚(ハラ)の部分です。竹の様な柄をしていることから通称竹斑(たけふ)とも呼ばれ高級クロコダイルの革の商品には殆どこの部分を使われます。その竹斑の部分ですが採れる量が決まっている上、製造コストが割高になるため、竹斑のデザインを型押しされていることが多いです。
「クロコダイル」と「クロコダイルの型押し」の違い
型押しと記載されてなくても、とにかく安かったり模様が均一な物は型押しと思ってよいでしょう。
クロコダイルの「鱗に穿孔があるか、無いか」で判断するとありますが、
結論から言いますと、穿孔だけでは判断できないです。
クロコダイルの革は特殊加工を施しますので、加工やロットにより穿孔が目立つものもあれば、目立たないものもあります。
あくまで本物かを見極めるための基準の1つとしてご理解頂ければとおもいます。
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Insistence(拘り)
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