Y2工房プチ教室今回は、道具の使い方の説明を行います。
バックの修理をする時にハトメ・アイレットを外す時があります。
修理に限らず「打ちミスをしてやり直したい」「金具の素材を変えたい」などハトメをつけるなら外す機会も出てくると思うので
なるべく生地を傷つけないでハトメを外すように気を付けなければいけません。
それではバック職人が「革を傷めないようハトメの外し方」の説明に入ります。
必要な道具
- 喰い切り
- ラジオペンチ
ハトメの外し方
今回使用しているハトメの仕組みは、ハトメ(オス)が座金(メス)を巻き付いてカシメています。
座金を外します
まずは内側の巻き付いているハトメを緩めます。一気に行かないで色々な角度を緩めます。
個人的に一回りすると取りやすいです。
喰い切りで一通り緩めたら、ラジオペンチで更に緩めます
座金が浮いてきたら、ペンチで外回りを浮かしてみます。
ここで座金が浮いていないのにペンチを無理矢理入れようとすると、引っかき傷が出来たりするので焦らない。
座金を外してからハトメを外します
座金が取れたら安心して強引引っ張らないのがポイントです。
無理矢理引っ張ると革が伸びます。革を再利用するのなら最後まで丁寧に少しずつ浮かしましょう。
色々な角度から浮かすと取りやすいです。
完成です。
You Tube動画「ハトメの外し方」
You Tubeで撮影したバッグやパーツをベイスにて格安で販売しています。
【You Tube撮影】と頭に付いているものが撮影で作った商品です。
また通常販売の物もあります。
それは価格が違うので、お間違いのないよう確認してご購入お願いします。
ワンポイントアドバイス
一気にいかないで、少しずつ少しずつジワジワ浮かしていくと傷も付きにくいです。