もみ革とは
一般的になめした革を物理的に揉む事でシボ(シワ)をだして仕上げた革です。
シボを出す方法の中で一番原始的なのは、人間の手で創造する揉み革です。誕生のきっかけは鞣しに失敗して手で揉んだ所、独特の表情に変化したことが第一歩となったようです。
最初は革の表面を内側にして畳み、その上に船底状のボーディングボードを置いて手揉みする事でシボをだしていました。革をどの方向に何回畳み、南海揉むかで、でてくるシボの形状が変化するのです。
今は機械が大半ですが、その原理は変わりません。この種の革を今でも「Boarded Leather」とも呼ばれています。
他のシボを出す方法に比べて効率が良くないこともあり、あまり見かけないのも実情です。
お手入れ
お手入れ方法は一般的なスムースレザーを揉んだだけですのでお手入れは同じです。
シワがあるのでスムースレザーよりもクリームが詰まりやすいのでブラッシングが重要です。
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