昔、ミシン油は定期的に注すのにカマを見ると、「生地のカス」や「ゴムのり」や「テープの粘着」が針にも付いていてビックリしちゃう時がありました。
中華屋じゃないので、カマがベタベタしていたら商品にも現れます。
自分の道具のお手入れはキチンとしてあげましょう。
今回は「定期的なカマのお手入れ」ですので、カマを外しません。毎回外さなくても問題無いです。
むしろ私は年に2度外す程度です。
※私はよく癖でテープと書いてしまっていますが、正確に言いますと両面テープです。鞄の縫製でセロハンテープを使う事がないのでテープといえば両面テープの事です。優しくない書き方でした。
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カマと言っても具体的にどこを見ればよいか分からない
ゴミが溜まりやすい場所といえば、「外釜」と「内釜」の間の隙間とか糸を引っ掛ける先が尖った所の奥になります。
釜の中も真っ平らではないので、全体的にカスがつきやすいです。
ネバネバがヒドくて取れない
生地のカスにテープの粘着が混ざりしつこい粘着汚れの場合はニッティングシャワーをかけると直ぐ綺麗なります。
完全に油分取れてしまうので、お手入れ後はミシンオイルを注してあげてください。
ミシンオイルを注す場所
釜を回しながら注すとやりやすいです。注し過ぎたら少し拭き取ってあげてください。
You Tube動画「総合送り腕ミシン:定期的なカマのお手入れ」
ワンポイントアドバイス
下糸を交換する時のついでに常にササッと拭いてあげると、そんなに大変な事ではないです。
ミシンにはミシン油です。556は古くなったナットなどに一吹きするだけで錆取りとして優秀なスプレーですが、揮発性が高く不純物もあるのでミシンにはNGです。