数字を見ると眠くなる。文字を見ると眠くなる。
分かります。私も同じ頭が痛くなります。
全体を見すぎるとわからなくなるので、
単体を1つ1つばらして見てみましょう
今回はバック職人が「型紙の作り方」を説明をします。
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工程:底マチの作り方
- マチ幅、胴の幅を考える
- 型紙で長方形を作る
- コーナーを作る
デザイン画を書く人がほとんどだと思います。
私は縫製出身だからなのか?デザイン画を書かずに作ってしまいます。
絵心がある人は本当に羨ましいです。
Contents
型紙の作り方
マチ幅、胴幅を决めます。
■まずポイントは実寸の型紙を先におこします。(縫い代がない原寸の型紙)
縫い代はミリ単位で場所によって変わります。
例えば、縫い代を足した状態で100ミリ幅の胴としましょう。
縫い代7ミリだとして、本体の胴の実寸が86ミリ幅になります。
webや雑誌にサイズ表示するとき幅86ミリはスッキリしないですよね。
どうせなら80ミリとか100ミリと表示してる方がすっきりします。
なので原寸がベースにあってそこから縫い代を付け足して下さい。
型紙で長方形を作ります
ミリ単位の作業になるので、作る人はミリ表記になれる方をオススメします。
底マチの原寸:横240mm×120mmコレが底を見たときの、実際の寸法です。
縫い代7mmとして
底マチの寸法:横257mm×134mmになります。これで長方形をつくります。
長方形の作り方の説明をカッターの使い方で説明しているので、良かったらみてください。
紙の裁断は「カッター」が一番いいです。カッターの持ち方・使い方
コーナーを作ります
■ここでは半径30mmの1/4円を描きます。
円の長さを求めるには直径×3.14です。
まずは、60mm×3.14=188.4
直径60mmの円の長さは188.4mmです。それの1/4は47.1mm
コーナーの長さは47.1です。
このコーナーの長さは胴と組み立てる時、重要です。
■縦・横30mmの印をして交差した所が円の半径。
そこにコンパスの針を置いて1/4円を書きます。
■分かりやすいように全部の寸法を書きました。
■カマを入れる場所は、胴センター、と横マチセンターとコーナーの出入り口と真ん中です。
You Tube動画「型紙の作り方①」
You Tubeで撮影したバッグやパーツをベイスにて格安で販売しています。
【You Tube撮影】と頭に付いているものが撮影で作った商品です。
また通常販売の物もあります。
それは価格が違うので、お間違いのないよう確認してご購入お願いします。
ワンポイントアドバイス
型紙はベースとなる所から1つ1つ作っていきましょう。