「ドクターバッグ」「ダレスバッグ」と検索するとファスナーが無く細長い金具を付けて横に開くタイプのバッグが沢山出てきます。
今回作るバッグは針金とファスナーを使ったドクターバッグです。
正直口ドクターバッグを3ミリの丸線にファスナーつけると見た目以上に大変です。
その辺り本編で詳しく解説していきましょう。
今回はバック職人が「本革でミニドクターバッグを作ります」を紹介します
ダレスバッグの作り方
- 裁断・漉き
- パーツ作り
- 組み立て
Contents
【No.15】本革でドクターバッグを作ります
口金を中に入れて開いて開けるタイプのバッグを「ドクターバッグ」「ダレスバッグ」と言います。
主に細長い口金を革で挟んで開け締めするタイプですが、今回は針金とファスナーを使います。
裁断
表地・裏地・芯の裁断をし、革は漉きも行います。
■漉きはバッグの作業内容、その時使う芯の厚などで条件が違うと革の漉きも変わるので、柔軟に作業します。
二枚の写真は同じ漉きに見えて漉いている厚みが違います。
パーツを作る
表地・裏地のバッグの各パーツを作ります。
■持ち手は表と裏の割が違います。触れば厚みがわかる人もうっかりミスはあります。
ミシンを掛けるまで作業中混ざらないようししょう。
■隠しマグネットを使うので位置決め間違えると取り返しがつかないので、気をつけましょう。
組み立て
パーツができたら次は組み立てです。
■胴と底を繋げます
■表の胴と内装のアオリを付けます
■胴と横マチを繋げます
「最後の難関」
■3ミリの口金に革をはさみます
■ファスナーと口金を貼り付けます
スライダーがスレスレになる所までよせます。
寄せすぎるとスライダーが動かないですし、普段付けてる場所だと落ちます。
ここ要チェックです。
■裏地を貼り合わせます
表に貼ったラインを確認しましょう。
完成です。
それではYou Tubeの動画も上げているので、よかったら見てください。
You Tube動画「【No.15】 Make amini doctor bag from genuine leather
」
You Tubeで撮影したバッグやパーツをベイスにて格安で販売しています。
【You Tube撮影】と頭に付いているものが撮影で作った商品です。
また通常販売の物もあります。
それは価格が違うので、お間違いのないよう確認してご購入お願いします。