革で何かを作ろうとすると、革の厚みも調整したくなります。
革を綺麗に折りたい時の解決方法の1つとして溝を入れます。
漉きにも種類があります。今回は溝漉き割り漉きをやってみたいと思います。
漉き職人さんや色々なバッグ職人さんがいてますので、作業工程や押さえが違ったり、拘る所も違います。
なので「Y2工房はこんな作り方するんだ。と、へーへー」程度に思っていただけたらと思います。
今回はかばん職人が「溝漉き方法」を紹介します
工程
- 押えの確認
- 厚みの調整
- 角度の調整
- 割り
Contents
- 1 押さえの確認
- 2 厚みの調整
- 3 角度の調整
- 4 割漉き
- 5 How to make a groove in leather 革に溝を掘る方法【溝漉き】
- 5.0.0.1 『型紙無料公開』【No.28】牛革のハンドバッグ作り方。『作り方』「ハンドメイド」
- 5.0.0.2 【No.27】オイルレザーでハンドバッグ作り方『ハンドメイド』『型紙無料公開』
- 5.0.0.3 【No.26】シュリンクレザーのハンドバッグを作り方。『ハンドメイド』『型紙無料公開』
- 5.0.0.4 【No.25】 羊革でハンドバッグ作り方『型紙無料公開』『作り方』
- 5.0.0.5 【No.24】革と6号帆布のハンドバッグ作り方「アオリポケット付き」『型紙無料公開』『作り方』
- 5.0.0.6 【No.23】 豚革のハンドバッグを作り方『型紙無料公開』『作り方』
- 5.0.0.7 【No.22】 オイルレザーと8号帆布のショルダーバッグを作ります『型紙無料公開』『作り方』
押さえの確認
溝だけを掘る時は、押さえに溝掘り棒がついている物や職人さんが自分で作った押さえなどがあります。
今回は溝掘り棒が付いている押さえを使います。
押さえがロックしているかちゃんと確認します
厚みの調整
写真の厚み調整ネジで、溝の深さを調整します。
ココがポイント
いきなり本ちゃん漉きをしないで、適当な革で調整しましょう。
革は本ちゃんと同じ革を使うのが好ましいです。
角度の調整
写真の角度調整ネジで丸刃と押さえの幅を均等にします。
セッティングが出来たら漉いてみましょう。
こんな感じです。
割漉き
溝だけだと重ねた時ゴツゴツしているので、割をして革の厚みを調整してあげます。
割用の押さえに交換して、厚みの確認、角度の確認をして、割ります。
全体的に割をしてもいいですし、片方だけ割るのもいいですし、それは好みです。
それではYou Tubeの動画も上げているので、よかったら見てください。
How to make a groove in leather 革に溝を掘る方法【溝漉き】
You Tubeで撮影した型紙PDFやバッグをベイスにて販売しています
【You Tube撮影】と頭に付いているものが撮影で作った商品です。
また通常販売の物もあります。
それは価格が違うので、お間違いのないよう確認してご購入お願いします。
また、有料の型紙データダウンロードサービスも随時追加予定です。
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