今回作るハンドバッグは本当はオール革にするつもりで型紙を作って
急遽胴の胴左を8号帆布にしてみました。
作ってみてオール革すれば良かったと思う反面、半分帆布も格好良いと思いました。
今回はバック職人が「本革と帆布のハンドバッグの作ります」を紹介します
工程
- 裁断
- 縫製-パーツ
- 縫製-組み立て
- まとめ
型紙無料ダウンロード
FREEEFree patternNo19 Genuine leather and No. 8 canvas handbag
今回もfreeeで型紙を提供しているので、良かったら一緒に作ってみましょう。
用意する具材
引き手と尻止の型紙データは個別でダウンロードできます。
【型紙あり】❝本革❞を使って「引手」を作って見よう【ハンドメイド】
【ハンドメイド】ファスナー尻止めの作り方【型紙無料公開】
【No,19】ハンドバッグの作り方
実際You Tubeの動画に合わせて解説をしたいと思います。
裁断・漉き
■できるだけ型紙に沿って裁断をし、革は漉きをします。
縫製
まずは、パーツを作っていきます。
胴を作る
■右胴をヘリ返します。
胴のヘリ返しは芯を貼っていません。蛇行にならないよう真っ直ぐにヘリ返しまします。
ココがポイント
胴の中心となる所(右胴の左ヘリ返し)は芯を貼っていません。真っ直ぐにヘリ返せる様に漉きをする時、溝も軽く掘ってあげると綺麗にヘリ返しが出来ます。
左胴に貼ってミシンを掛ける
胴芯を貼って口元のヘリ返しまします
ココがポイント
端は後々工程があるので、中央部分だけヘリ返しをしておきます
底マチを作る
底に芯を貼ってヘリ返しまします
ココがポイント
生地と芯の「縦」「横」の中央のカマに合わせて貼ります
見附(口裏)を作る
芯を貼って芯に沿ってヘリ返しまします
ココがポイント
見附の上だけ後々工程があるので、中央部分だけヘリ返しをしておきます
チチ(カン付け)を作る
これも芯に沿ってヘリ返しをします。
ココがポイント
カン付けは、大事な部分です。補強テープを貼って、経年変化による伸びがおきないようキッチリ補強をします
■ヘリ返し後3mmミシンを掛けたら、Dカンを挟みます
引き手を作る
これも芯ヘリです。
尻止を作る
■これも芯へりです
ココがポイント
正確にヘリ返しをしないと表と裏重ねた時にズレて最悪ミシンが落ちる事もあります。ヘリ返しは基本ですので、苦手なら少し練習をしましょう。
上と下の割漉きの厚みが違います。表には肉を付けます。
裏地ファスナーポケットを作る
■吊り袋を作り、裏地背胴に付けます
ココがポイント
3mmでステッチするので裏の袋を貼る時、浅く貼ると落ちる可能性もあるので、ファースナーテープのラインを見て貼ります。
■見附を貼ってミシンを掛けます。
組み立て
2Dから3Dへ組み立てていきます。
表地を組み立てる
底を繋げて脇縫いとマチ
ココがポイント
バッグをひっくり返す時は、極力シワにならないよう丁寧に返します。
裏地をを組み立てる
脇縫い、底、マチの順番でステッチをします。
ココがポイント
脇縫いをする時は、見附の高さを合わす。
まとめ
表地にファスナーを付けて裏地を落とし込み口元をステッチします。
完成
それではYou Tubeの動画も上げているので、よかったら見てください。
You Tube動画「【No.19】Make a handbag of genuine leather and No. 8 canvas 」
You Tubeで撮影した型紙やバッグをベイスにて販売しています